こどものちからとは?

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こどものちからとは?

鳥

突然、子どもが 命にかかわる大きな病気になったとき、家族の日常は一変します。病気になった子ども自身も親御さんにとってもつらい闘病生活が始まりますが、病気の子どもに兄弟姉妹(きょうだい)がいる場合、その子もまた同じように傷つき、寂しさや不安な気持ちをがまんしながら一生懸命にがんばっています。
私たちは、そのようなきょうだいや親御さんの不安などをサポートする為に、国立がんセンター中央病院の小児待合室を中心に活動を行っています。

こどものちからがめざすこと

  • 病院に連れてこられても病棟に入れない兄弟姉妹(きょうだい)や病児が安心して楽しく過ごすことができる居場所をつくります。

    子どもの笑顔は、親御さんが安心して病児の面会に行くことができ、親御さんの心身の負担を軽くします。

  • 同じ境遇の家族同士が悩みや不安を分かち合える機会や情報を交換できる時間と居場所をつくります。

    同じ立場のきょうだい・家族が出会うことで、「ひとりじゃない」という気持ちを分かち合い、様々な不安を語り合う機会になります。

  • 命にかかわる大きな病気の子どものきょうだい・家族に起こってくるきもちや問題に対して必要なサポートが当たり前に受けることができる社会をを目指して病院の中から発信していきます。

    家族の絆が守られながら、病児の看病ができるようにケアできるサポートは、闘病生活後においても活力につながります。

大切にしていること

病院は、子どもにとって連れて来られる場所です。元気な子どもにとっては、なおのこと。でも、「来て良かったな」「楽しいこともあったな」「待っててくれる人もいるんだな…」と少しでも感じてもらえるように、私たちは、スタッフ・ボランティア研修を大切にしています。
お子さんのありのままを受け止めながら、一緒に楽しいことを探したり、遊んだりしながら、その子のキラリをひとつ見つけることを大事にしています。

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